科学技術の恩恵を受けて急速に発展した近未来の世界。近年「ウェポンズ」と呼ばれる、武器や兵器などに変化する超能力を持った人間が次々と出現し、当然ながら、ウェポンズを利用して利益を得ようとする企業や、密かにウェポンズの売買を行う武器商人なども登場することとなった。事態を重く受け止めた政府は横行する凶悪犯罪に対処すべく、特務機関「ピースメーカー」を創設し、ウェポンズと常人でペアを組ませて活動させる事にした。主人公アーデルハイト・ルガーは、真紅の大型拳銃に変化するウェポンズの少女であり、相棒のブラックホーク・スタームと共に活動していた。ウェポンズを巡る壮大な戦いが幕を開ける！

遥か昔の世界には妖術を使える「魔族」が存在した。その中でも特に「魔女」は魔族を産み出す者として恐れられ、それゆえに人類は増加の一途を辿る魔族を撲滅すべく大規模な魔女狩りを数回に渡って行い、世界から魔族という存在は完全に消え去ったかのように思われていた。そして現代。世間一般で知られる魔女はフィクションの中だけのものとして認識され、魔族の名前すらも歴史の陰に埋もれてしまっていた。ところが、現実世界とは違う次元に位置する異空間「ウィッチクラフト」では、魔族の血統と力を引き継いだ者達が壮絶な戦いを繰り広げていた。主人公のウィッカ・ノワールもまた魔族の末裔として生まれ、女子高生としての日常と魔族としての非日常を並行して過ごしていた。そんなある日、ウィッカは「ヴィッチ」と呼ばれる謎の敵と遭遇し、そこから彼女はヴィッチ達との戦いを強いられることとなり……。

古来より伝わる伝承「映シ鏡」は、鏡に写した者の欲望や心の闇を反映し、そこから異形の怪物を生み出してしまうという怪奇現象である。その映シ鏡の魔物を駆除する「斬破師」は、魔物に対抗するべく斬刃を振るい戦い続ける。ある日、斬破師として正式に任命された少女は、選ばれし血筋と実力を有する者のみが握ることを許される斬刃「村正」を託される。ところがその一方で、彼女の斬刃を狙って刺客を送り付ける謎の勢力が出現し、斬破師達の戦いは激化の一途を辿ることとなる。蠢めく闇を祓い、唸る怨嗟を断ち斬る和風SFファンタジー！